アメックスプラチナカードの審査通過条件は?年収や利用履歴の必要性を調査

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(通称アメックスプラチナ)は、アメックスが発行する最上級クラスのクレジットカードで、高額な年会費(年間税込16万5,000円)に見合う豊富な特典とサービスを備えた非常に高いステータスのカードです。
そのため「どうすればこのカードの審査に通過できるのか?」は多くの人の関心事となっています。
以下では、日本国内におけるアメックスプラチナの審査通過条件について、職業ごとの傾向や必要年収、クレジットヒストリーの基準、下位カードからのステップアップ、そして審査難易度の時代による変化といった観点から詳しく解説します。

筆者の友人が試しにアメックス・プラチナ・カードに申し込んでみたところ、60秒で審査通過していました。参考までに友人のステータスを記載します。


基本プロフィール

  • 年齢:20代後半
  • 性別:男性(仮定)
  • 居住地:首都圏の某都道府県
  • 職業:会社員(正社員)
  • 勤続年数:1年目

収入・資産状況

  • 年収:約500万円
  • 月収:手取りで約30~40万円
  • ボーナス:あり(詳細は不明)
  • 貯金:300万円程度
  • 奨学金:返済中(額は不明)
  • ローン:なし

クレジット実績

  • 他社カード:2〜3枚所有(メジャーな国内カード)
  • アメックスとの付き合い:提携カードを6ヶ月間利用
  • アメックスの月利用額:平均15万〜25万円程度
  • 延滞履歴:なし(遅延ゼロ)
  • リボ払い・分割払い:未経験(すべて一括)
  • 海外利用:ほぼなし(年1回あるかないか)
  • スマホ料金など:毎月カード払いに設定
  • 主な支出:ネットショッピングが中心

申し込みの詳細

電話確認など:特に無し
申し込み方法:本人によるオンライン申請(インビテーションではない)
下位カード(ゴールドなど):未所持
審査通過までの時間:即日(申請から60秒で承認)

目次

職業別に見るアメックスプラチナの審査傾向

会社員・公務員:一般に正社員の会社員や公務員は収入の安定性が高いため、クレジットカード審査では有利に評価される傾向があります。
特に勤務先が大企業であったり勤続年数が長かったりすると、審査側にとって安心材料となりやすく、プラチナカード審査でもプラスに作用します。
例えば、同じ年収300万円程度でも、毎月決まった給与収入がある正社員や公務員であれば審査に通る確率は比較的高いと言われています。
実際、アメックスでは「支払い能力があるかどうか」を重視するため、継続的な安定収入が見込める職業であれば、公務員に限らず会社員でも審査通過しやすいと考えられます。
なお、契約社員・派遣社員など非正規雇用の場合は正社員に比べ安定性が低いと見なされるため、そのままでは不利です。
しかし勤続5年以上年収300万円以上かつ勤務先が大企業など、正社員と遜色ない属性が揃えば審査通過の可能性を高めることもできます。

自営業・フリーランス:個人事業主やフリーランスの場合、収入が月ごと・年ごとに変動しやすいため、審査では慎重に見られる傾向があります。
同じ収入額でも、収入の振れ幅が大きい職業だとカード会社に「将来の支払い能力」に不安を与えやすく、結果として審査は厳しめになる可能性があります。
一方でアメックスは職業形態そのものよりも「継続的な支払い能力」を重視する傾向があり、事業収入が安定している自営業者であれば審査に通りやすいとも言われています。
実際、「収入が不安定な自営業・フリーランスでも、きちんとしたクレジットヒストリーがあれば審査通過の可能性は十分にある」という指摘もあります。
つまり、自営業者やフリーランスであっても過去の支払い遅延がなく信用情報が良好で、かつ継続的な収入実績が示せる場合には、会社員同様にアメックスプラチナの審査を突破できる現実的なチャンスがあります。

必要年収の目安と信用情報の審査基準

必要とされる年収の目安:アメックスプラチナの公式な申込資格に年収条件は明示されていませんが、一般的な目安として「少なくとも年収450万~550万円程度は必要」とよく言われます。
実際この程度の年収があればプラチナカード申し込みの土俵に立てる可能性が高いと考えられています。
ただし年収だけで合否が決まるわけではなく、職業・勤続年数・他社からの借入状況など総合的な属性も判断材料となります。
さらに現実には、プラチナカード保有者の年収レンジは300万円台から1,000万円超まで非常に幅広いことが知られています。
例えば年収300万円程度と聞くと本来プラチナは難しく思えますが、そのような比較的低年収層の保持者も存在します。
この背景には、単に給与収入だけでなく資産状況や支出傾向、そしてクレジットヒストリー(信用情報)といった要素が審査に影響するためです。
極端な例では、「配偶者や同居家族に収入がある無収入の人でも申し込める」「無職でも資産があれば通った」というケースも一部で語られますが、それらは総じて申込者本人または世帯の経済力が審査基準を満たしている特殊な例と言えるでしょう。

クレジットヒストリー(信用情報)の重視:アメックスは他社カード以上に申込者の過去の信用情報を重視する会社として知られています。
そのため、現在進行形で支払いの延滞がないことは審査通過の大前提です。
過去に長期延滞や債務整理・自己破産といった金融事故歴がある場合、通常はプラチナカードの審査は極めて厳しくなります。
しかしながら、アメックスでは「事故後に完済してから5年以上経過し、現在は安定収入がある」と判断できれば審査に通る可能性も十分にあるとされています。
実際、ブラックリスト入りしている人にカードを発行することはまずあり得ないものの、完済・解決済みで時間が経った事故歴については柔軟に考慮される場合があります。
要は、事故歴がないに越したことはありませんが、過去に傷があっても現在の信用力が回復していればチャンスは残されているということです。
また、クレジットヒストリーが長期にわたり良好であること(他のカードで延滞なく利用・返済を続けてきた実績)は大きなプラス要因です。
たとえばフリーランス等で収入面に不安があっても、長年クレジットカードを遅滞なく使って信用を積み上げていれば審査通過に繋がるケースがあります。
逆に、どんなに高収入でも信用情報に問題(直近の延滞や多額の借入残高など)があれば審査落ちする可能性が高く、アメックスプラチナでもその点は例外ではありません。

下位カード保有の必要性(ステップアップ審査)

ゴールドカード保持は必須か? 
結論から言えば、アメックスプラチナ取得のために事前にゴールドカード等を持っている必要はありません

かつてアメックスプラチナは招待制(インビテーション制)のみで入会可能なカードでしたが、2019年4月8日以降はオンラインから直接申込できるようになりました
現在では公式サイト経由で誰でもプラチナカードに申し込み可能となっており、所定の審査に通過すればゴールドを経由せずいきなりプラチナ会員になることもできます。
実際、若年層でも属性が基準を満たしていれば直接申込でプラチナカードが発行されるケースが存在します。
例えば「23歳・年収は高くないが、他社カードは落ちたのにアメックスプラチナは申込から約30秒で審査通過した」という驚きの報告もあり、アメックスでは所定の信用要件さえ満たせばゴールド未所持でもプラチナの審査に通ることが分かります。

インビテーション(招待)によるステップアップ取得:直接申込が可能になったとはいえ、現在でも下位カードからの利用実績によるインビテーション(招待状)経由でプラチナカードを取得するケースは多く報告されています。
特にアメックス・ゴールドを一定期間使い込んでプラチナに招待されるパターンが知られています。
実際の体験談として、新卒社会人が大学在学中に取得したアメックスゴールドを約1年半メインカードとして愛用(毎月8~10万円利用)したところ、就職後半年ほどでプラチナカードのインビテーションが届いた例があります
この方の場合、推定年収は300万円台ながら
継続的なカード利用良好な支払い実績によってアメックスから優良顧客と判断され、招待に繋がったと考えられます。
一般的にも、アメックスのプロパーカード(グリーンやゴールド)を年間で数百万円程度利用し、かつ支払い遅延等なく順調に実績を積むことでプラチナのインビテーションを受け取ったという報告が多数あります。
要するに、ゴールドカードの保有自体が「必要条件」ではありませんが、下位カードを問題なく使いこなすことでプラチナ取得への近道(ステップアップ)となり得るのは確かです。

審査難易度の過去から現在への変化

過去より緩和されている傾向:ここ10年ほどで見ると、アメックスプラチナの審査ハードルは以前に比べればやや緩和された(通りやすくなった)と考えられます。

事実として、アメックスプラチナの会員数は2005年頃には推定約5万人程度でしたが、その後サービス拡充や積極的なプロモーション施策により2020年には約10万人規模にまで倍増しています。
招待制だったプラチナカードを2019年に誰でも申し込めるように開放したこともあり、今やプラチナカードは以前ほど限られた富裕層だけのものではなくなりました。
実際、「収入の高低にかかわらず広く受け入れられるカードになってきた」ことで希少性が低下し、安定収入さえあれば“貧乏”な人でも現実的に手が届くカード
へと変化しつつあると分析する声もあります。
そのため、かつてより明らかに審査に通りやすくなったと感じるユーザーも少なくありません。
冒頭で触れたように、若年・低属性でも「アメックスプラチナは審査が甘かった」という極端な体験談がSNS等で話題になることもあり、「以前は高嶺の花だったプラチナカードが今では意外と作れる」という印象が広がっているのは事実です。

注意点:基準自体は大きく変わっていない:ただし、審査が「通りやすくなった=誰でも無条件に持てるようになった」と考えるのは早計です。
アメックス側が公式に審査基準を緩和したわけではなく、2019年の直接申込解禁に際しても入会に必要な条件自体はほぼ変わっていないと分析されています。
実際、審査そのものは依然として継続的な支払い能力(安定収入)と信用情報の健全性を重視する厳格なものが維持されており、会員数の拡大はあくまでマーケティング施策や裾野の広がりによるものです。
「以前より作りやすくなった」とはいえ、基礎となる収入・信用の条件を満たさない人まで発行されるようになったわけではありません。
裏を返せば、地道に信用を築き安定した経済状況を整えていれば、昔よりは門戸が開かれている現在のアメックスプラチナは十分狙いうるカードと言えるでしょう。

DMM FX バナー

始めるなら【DMM FX】最短10分で取引スタート!
◆◇DMM FX◇◆ お得な特典! 最大500,000円キャッシュバック

無料で口座開設
DMM FX

始めるなら【DMM FX】最短10分で取引スタート!
◆◇DMM FX◇◆ お得な特典! 最大500,000円キャッシュバック

記事をシェアして話のネタにする

コメント

コメントする

目次