MacをType-Cで外部ディスプレイに接続しているのに、モニター側に「信号なし」と表示されることがあります。
というかもう何も表示されないみたいな時があります。最終手段の確認方法を伝授します。
普通はまず、以下を確認します。
- モニター側の入力が正しいか
- ケーブルがしっかり挿さっているか
- 別のType-Cポートに挿してみる
- 変換アダプタを挿し直す
- Macの「システム設定 → ディスプレイ」を見る
- AirPlayや画面ミラーリングではなく、有線接続になっているか確認する
それでもダメな場合、最終手段としてTerminalで接続ログを見ると、Macがどこまで認識しているか確認できます。
Terminalで接続ログを見る
Terminalを開いて、以下を実行します。
log stream --style compact --predicate '(eventMessage CONTAINS[c] "USB" OR eventMessage CONTAINS[c] "HDMI" OR eventMessage CONTAINS[c] "DisplayPort" OR eventMessage CONTAINS[c] "Thunderbolt" OR eventMessage CONTAINS[c] "Billboard")'実行するとTerminalが止まったように見えますが、正常です。
Macが接続ログを待ち受けている状態です。
この状態で、Type-CケーブルやType-C変換アダプタをMacから一度抜いて、もう一度挿します。
ログが流れれば、Macは少なくともType-Cポートへの接続を検知しています。
逆に何も流れなければ、ケーブル、アダプタ、ポート、差し込み不良などの物理的な問題が疑わしいです。
ログを止めるときは、Terminalで Control + C を押します。
見るべきポイント
ログに以下のような表示が出ることがあります。
DisplayPort
New DP transport matched
driverStatus: Ready
この場合、MacはType-C経由で映像出力を開始しようとしている可能性があります。
HDMI変換アダプタを使っている場合でも、Mac側のログでは DisplayPort と表示されることがあります。これは異常ではありません。
一方で、以下のような表示が出る場合があります。
DP [HPD=0,IRQ=0]
この HPD=0 が重要です。
HPDは Hot Plug Detect の略で、ざっくり言うと「映像出力の先にモニターがいるか」を検出する信号です。
HPD=0 の場合、Mac側から見ると、外部ディスプレイをうまく検出できていない可能性があります。
つまり、MacはType-C接続には反応しているけれど、その先のモニターまでは見えていない状態です。
この場合に試すこと
この場合、Macの設定をいじるより、物理的な接続順序を変える方が効くことがあります。
おすすめの順番は以下です。
外部ディスプレイを正しい入力にする
→ ケーブルを外部ディスプレイ側に挿す
→ ケーブルや変換アダプタを接続する
→ 最後にType-C側をMacに挿す
→ 10〜20秒待つ
ポイントは、MacにType-Cを挿すのを最後にすることです。
先にMacへ挿してからモニター側を接続すると、モニター検出のタイミングがずれて、うまく認識されないことがあります。
まとめ
Type-Cで外部ディスプレイに繋いでいるのに反応しない場合、Terminalで以下を実行すると、Mac側の認識状況を確認できます。
log stream --style compact --predicate '(eventMessage CONTAINS[c] "USB" OR eventMessage CONTAINS[c] "HDMI" OR eventMessage CONTAINS[c] "DisplayPort" OR eventMessage CONTAINS[c] "Thunderbolt" OR eventMessage CONTAINS[c] "Billboard")'ログに DisplayPort などが出れば、Macは映像出力を試みている可能性があります。
一方で HPD=0 が出る場合、外部ディスプレイの検出に失敗している可能性があります。
その場合は、
ディスプレイ側を先に準備する
→ 最後にType-CをMacに挿す
という順番を試すのが有効です。
今回も、この接続順序に変えただけで外部ディスプレイが認識されました。


コメント