独学で日商簿記2級に100時間でギリ合格した裏技勉強方法を完全解説

日商簿記2級の試験は、その実践的な内容と多岐にわたる出題範囲から、多くの受験者にとって簡単とは言えません。しかし、効率的な勉強方法と適切な戦略を用いることで、短期間でも合格は十分に可能です。ここでは、独学でわずか100時間の学習で合格するための裏技を紹介します。

筆者の受験者としての情報

筆者の情報

日商簿記3級取得: 2022年12月に日商簿記3級を取得。
普段の生活: 大学院生。午前中は大体寝てる。勉強しててもすぐスマホを見てしまって集中力はない。
会計知識: 簿記の資格勉強以外で会計知識を得る機会は全くなし。予備校に通っておらず完全に独学。
日商簿記2級勉強開始: 2024年3月13日に日商簿記2級の試験勉強をスタート。
学習時間: 毎日約3時間、1ヶ月間で合計約100時間の学習。
日商簿記2級試験日: 2024年4月16日に受験。
試験結果:
第1問: 16点
第2問: 18点
第3問: 12点
第4問: 24点
第5問: 3点
合計: 73点でギリギリ合格。もし仕訳をもう一問ミスってたら撃沈していました。

日商簿記3級との違い・日商簿記2級の試験概要

日商簿記3級は、経理業務の入門資格として位置づけられており、基本的な会計と経理の知識があることを証明するためのものです。この資格を取得することで、経理・会計の基礎知識を持っていることが証明され、職場での基本的な経理業務を遂行できることが認められます。
一方、日商簿記2級はその上位資格であり、試験の難易度が高くなる分、実務に即したより深い会計知識とスキルを習得することができます。簿記2級では、商業簿記に加えて工業簿記が新たに試験範囲として加わります。工業簿記は製造業特有の会計処理を学ぶため、製造業での経理業務を担う能力が身につきます。そのため、簿記2級を取得することで、簿記3級と比較して、より高度な職務に対応可能となり、キャリアアップにつながるメリットが大きくなります。

簿記3級の知識がなくても簿記2級の受験は可能ですが、2級の試験内容は3級の知識を前提に出題されるため、簿記が初めての方は、基礎からしっかり学ぶために簿記3級からの学習を推奨します。これにより、基本的な商業簿記の知識を身につけた上で、さらに工業簿記などの高度な内容に進むことができるため、学習の効率も高まります。

簿記2級の概要

日商簿記2級の試験では、商業簿記工業簿記が出題されます。

試験は全部で大問が5つの合計100点満点で、
第1問から第3問が商業簿記で合計60点、第4問と第5問が工業簿記で合計40点です。
70点以上が合格点として設定されています。

簿記2級の試験難易度は上昇している

簿記2級試験の難易度がここ数年で上昇していると言われています。この変化の背景には、2016年度に開始された3年間の段階的な試験範囲の大規模な改定がありました。
新たに加わった範囲には、外貨取引やリース契約、有価証券の管理、税効果会計、連結会計に関する内容が含まれ、これらは以前は1級で扱われていたテーマです。一方で、為替手形や社債、保証債務などのトピックは試験から除外されました。

簿記2級の標準的な学習時間

簿記2級の試験準備には、一般的に独学で350から500時間程度が必要とされています。ただし、簿記3級の基礎知識がある場合は、必要な学習時間は250から350時間に短縮されることが多いです。専門の講座を利用すれば、さらに効率的に学び、150から250時間で準備が可能です。これは専門講座が学習内容を効率的に整理し、理解を深める手助けをしてくれるためです。

しかしながら、巷では60時間から120時間程度の勉強で十分だという意見も溢れています。
これは個人の学習能力や事前の知識、勉強法によって大きく異なるため、一概には言えませんが、効率的な学習方法を取り入れることで、必要な時間を大幅に短縮することが可能です。例えば、過去問を中心にした集中的な演習や、理解が難しい部分にフォーカスを当てた学習などが挙げられます。また、簿記の基礎を既に理解している人なら、より短い時間での準備が現実的でしょう。そのため、自分のレベルと目標に応じて、最適な学習プランを立てることが重要です。

教科書の選び方

教科書の選び方ですが、商業簿記と工業簿記の教科書あわせて2冊が必要です。ぶっちゃけ何でも良いと思います。
ただし、試験範囲に改訂が施されている可能性があるため、最新の版を手に入れる必要があります。

特別読みやすいわけでもないですが、致命的に読みにくいわけでもないため、「みんなが欲しかった! 簿記の教科書」シリーズを紹介しておきます。大体みんなこの本を持っている気がします。

みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商2級 商業簿記

出典:https://bookstore.tac-school.co.jp/book/detail/111007/

もうモヤモヤしない、簿記のTACが贈る、日商簿記2級(商業簿記)試験対策用のシリーズが、4色フルカラーで刊行。教科書、問題集セットでご活用ください。
最新の法改正・出題区分に対応して改訂しております。

本書の特徴は5つ!
・「なぜ?」「どうして?」を解消できる、わかりやすい説明!
・カラーの図解で、覚えるべきポイントが一目瞭然!
・モヤモヤしがちなポイントは、実例をあげて解説しているので、イメージしながら理解できる!
・基本問題も満載で、知識の定着もばっちりOK!
・覚えなくては始まらない、復習に便利な仕訳集も別冊形式で収載!
今までありそうで、実はなかった、パワーアップした簿記のシリーズをぜひともご堪能ください。

また、読者特典として、以下の2つのコンテンツをご用意いたしました。
①模擬試験プログラム
ネット試験を受験される方に、ネット試験を体験できるように、1回分のプログラムを用意しています。
②受かる!仕訳猛特訓
新試験形式になり、本試験における仕訳の重要度が高まっており、スキマ時間を使って、仕訳を効率よくマスターできます。

目次

株式の発行
剰余金の配当と処分
株主資本の計数変動
税金
商品売買
手形と電子記録債権(債務)等
銀行勘定調整表
固定資産
リース取引
研究開発費と無形固定資産〔ほか〕

みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商2級 工業簿記

出典:https://bookstore.tac-school.co.jp/book/detail/111008/

もうモヤモヤしない、簿記のTACが贈る、日商簿記2級(工業簿記)試験対策用のシリーズが、4色フルカラーで刊行。教科書、問題集セットでご活用ください。
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本書の特徴は5つ!
・「なぜ?」「どうして?」を解消できる、わかりやすい説明!
・カラーの図解で、覚えるべきポイントが一目瞭然!
・モヤモヤしがちなポイントは、実例をあげて解説しているので、イメージしながら理解できる!
・基本問題も満載で、知識の定着もばっちりOK!
・覚えなくては始まらない、復習に便利な仕訳集も別冊形式で収載!
今までありそうで、実はなかった、パワーアップした簿記のシリーズをぜひともご堪能ください。

また、読者特典として、以下の2つのコンテンツをご用意いたしました。
①模擬試験プログラム
ネット試験を受験される方に、ネット試験を体験できるように、1回分のプログラムを用意しています。
②受かる!仕訳猛特訓
新試験形式になり、本試験における仕訳の重要度が高まっており、スキマ時間を使って、仕訳を効率よくマスターできます。

目次

特別企画 はじめての工業簿記ザックリ講義
工業簿記の全体像
01 工業簿記の基礎
02 材料費
03 労務費
04 経費
05 個別原価計算
06 部門別個別原価計算
07 総合原価計算1
08 総合原価計算2
09 総合原価計算3
10 工業簿記における財務諸表
11 本社工場会計
12 標準原価計算
13 直接原価計算
14 参考

パブロフ簿記2級商業簿記 (神スマホアプリ)

アナログの教科書ではなく、アプリになりますが、これは必須です。このアプリで仕訳を何度も反復して練習することを強くお勧めします。

現代では、多くの人が重い参考書を常に持ち歩くことは少なくなっています。一方で、スマートフォンはほとんどの人が持っており、これを活用して簿記の学習をすることができます。スマホアプリを利用することで、どこにいても手軽に学習することが可能になり、簿記の勉強がより身近なものとなります。ただし、スマートフォンの使用にはデメリットもあり、例えばYouTubeのショート動画などの誘惑に気を取られがちな点には注意が必要です。効果的な学習を進めるためには、こうした誘惑を適切にコントロールすることが重要です。

大体1周したあとは, ひたすらランダム出題を解きまくって何度も何度も反復しました。
そして、明らかに知識が抜けているなと思うところは分野別に戻って知識を固め直すという方法で対策をしました。

究極の仕訳集 日商簿記2級 

パブロフ簿記2級商業簿記は非常に優れたアプリですが、長時間スマートフォンを使用することで目が疲れてしまうため、時には代わりに紙の本を活用することをお勧めします。紙の本では、画面のブルーライトからの影響を受けることなく、目に優しい環境で学習を進めることができます。さらに、物理的なページをめくることが、学習内容の定着を助けるとも言われています。ですので、目の健康を考慮しながら、効果的に簿記の勉強を進めたい場合は、紙の教材を選ぶのが良いでしょう。

出典:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784813266068

絶対に2級に合格するために覚えるべき仕訳はこれだけ。悩む仕訳もスッキリ整理。勘定科目でもう迷わない!合格者の考え方をトレースしたわかりやすい解説。基本+本試験の2段階学習で2級の必須仕訳を完全マスター。

問題文がやや平易に書かれていることもあり、本番と比べると少し優しめの難易度になっています。このため、実際の試験よりもアプローチしやすく、基本的な概念や計算手順をしっかりと理解するのに役立ちます。しかし、これが本番の試験に直接対応するかどうかは留意が必要です。試験対策としては、この種の問題集を使いつつも、より高い難易度に対応する追加の資料や練習問題にも挑戦することが望ましいでしょう。

毎日の学習スケジュールの立て方

簿記2級に100時間程度で合格するためには、効率的な時間管理が不可欠です。1日3時間の学習を基本とし、33日間、つまり約1ヶ月の計画を立てると良いでしょう。さらに、週末や休日には通常の2倍、6時間程度を学習に充てることで、1ヶ月以内に必要な学習時間を確保することが可能です。

筆者自身の経験をもとに、特に平日は夜の時間を利用して毎日3時間勉強していました。しかし、ただ座って勉強するだけでなく、移動時間を活用することも大切です。例えば、通勤や通学で電車を利用する時間、または歩いている間に音声学習を取り入れることで、効率的に学習時間を増やすことができます。この方法では、目を使う勉強とは異なり、耳から情報を得るため、疲労感を軽減しつつ学習を進めることが可能です。

このように、日々のスケジュールを賢く管理し、さまざまな時間帯や方法を使って勉強することで、限られた時間の中でも簿記2級の学習を効果的に進めることができます。計画的に学習時間を設定し、日々のルーチンを確立することが成功への鍵となります。

勉強時間をメモする

勉強時間をメモすることは非常に重要です。方法はなんでもよくて、紙で記録するのも良いですし、スマホアプリで記録するのも良いでしょう。筆者は何となくStreaksというアプリで毎日3時間勉強できたかどうか記録していましたが、本当に何でも良いと思います。

筆者は3月13日に学習を開始して4月16日に受験しましたが、あらためて記録を振り返ってみると全然毎日3時間勉強できていませんね(但し、×となっている日は全く勉強していないわけではなく、3時間に到達しなかったということです)。

裏技勉強法1:座って勉強するのがしんどいときは音声で学習する

簿記の勉強では、大量の情報を覚える必要があります。特に覚えるべき事項が多い日商簿記2級のような試験では、効率的な学習方法を取り入れることが重要です。特に、100時間程度で合格することを狙う場合には、疲労で質の低い勉強時間を過ごしてしまうことは致命傷となってしまいます。ここでは、疲れている時にも効率的に取り組める音声を活用した学習法について紹介します。

まず、暗記したい内容を明確にします。これには、重要な定義、会計原則、仕訳のルールなどが含まれます。これらの内容をまとめて、テキストに書き起こしましょう。次に、このテキストファイルを音声化します。

音声化の方法は様々ですが、筆者は「VoicePeak」などの有料テキスト読み上げソフトウェアを使用しました。VoicePeakでは、自然な声でテキストを読み上げてくれるため、聞き取りやすく学習効率が上がります。

VoicePeakなどの読み上げソフトは初期投資として1万円かかりますが、長期的に見れば、このツールは人生のさまざまな場面で何度も活用できるため、自己投資としては妥当な価格だと考えます。また、日商簿記2級の試験料が一回6,000円であることを考慮すると、何度も試験に落ちるリスクを減らすための一助となり、結果的にコストを節約できる点でも、読み上げソフトの購入は経済的にも利益があると言えるでしょう。


筆者は大学院生時代に仙台で生活していたことから、地元の名物であるずんだに親しんでいました。その縁で、東北地方を代表するキャラクター「東北ずん子」と「ずんだもん」を使い、テキストの読み上げを行なっていました。

音声ファイルが準備できたら、そのファイルをスマホに取り込みます。座っての勉強が疲れたと感じたときや、ちょっとした移動時間を利用するのに最適です。例えば、散歩をしながらイヤホンで音声を聴くことで、リラックスした状態で知識を吸収することができます。この方法では、視覚だけでなく聴覚からも情報を得ることができるため、記憶に留まりやすくなります。

この音声を活用した学習法は、移動時間や家事をしながらでも勉強を続けることが可能となり、勉強時間の有効活用にも繋がります。特に簿記試験のように、定義やルールを繰り返し覚える必要がある科目において、効果的な学習アプローチと言えるでしょう。

裏技勉強法2:苦手な部分は語呂合わせで強引に攻略

簿記学習において、覚えにくい部分を効果的に記憶するための方法の一つが、語呂合わせを用いた暗記法です。この方法は、特に難解な用語や複雑な計算式を短時間で覚えるのに非常に有効です。

例えば、売上原価の算定には「しいくりくりしい」という語呂合わせが有名です。このフレーズは、具体的な計算手順を単純な音の組み合わせに置き換えることで、記憶に留めやすくなります。また、製造原価差異の計算においては、「よののそひじき」という語呂を使用して、シュラッター図の複雑な部分を効率よく覚えることができます。

これらの語呂合わせは、計算のステップや公式を簡単に思い出せるようにするための工夫です。なかなか覚えられない部分や、何度も間違えてしまうような複雑な内容も、自分だけのオリジナルの語呂合わせに置き換えることで、繰り返し練習することなく、効率的に記憶に定着させることが可能です。

このように、語呂合わせを使うことで、学習効率を大幅に向上させ、苦手な部分を克服することができます。独学での勉強においても、この方法を積極的に取り入れることで、よりスムーズに知識を吸収し、試験に臨む準備を整えることができるでしょう。

ただし、注意が必要なのは、最初から全てを語呂合わせで覚えようとすると、語呂合わせがあまりにも多くなり、結果として暗記が難しくなることです。
ですから、語呂合わせを使う際には、必要な部分だけに絞り、適切に活用することが大切です。効率的な学習を目指し、重要な情報や難しい部分を中心に語呂合わせを取り入れることが、記憶に役立つでしょう。

裏技勉強法3:ネット試験で簡単な回を引く運命力

試験の合否を左右する一因として、「」も無視できません。当たり前ですが、出題される問題の難易度が各回で若干異なることはどうしても否定できないでしょう。特に、100時間程度で合格しようとすると、どうしても対策が完璧に仕上がった状態で挑むことは難しくなります。そのため、「自分が解きやすい問題が偶然出題されるまで連続で複数回受験する」という戦略をとるのはアリだと思います。無論、受験料がかかりますが、安い自己投資だと思います。

実際、ネット試験ではなく統一試験では第157回のように合格率が10%を切ることもあれば, 逆に第159回のように合格率が30%を超えることもあり、ばらつきがあることが伺えます。

受験者数(申込者数)実受験者数合格者数合格率
166(2024.2.25)10,814名8,728名1,356名15.5%
165(2023.11.19)11,572名9,511名1,133名11.9%
164(2023.6.11)10,618名8,454名1,788名21.1%
163(2023.2.26)15,103名12,033名2,983名24.8%
162(2022.11.20)19,141名15,570名3,257名20.9%
161(2022.6.12)16,856名13,118名3,524名26.9%
160(2022.2.27)21,974名17,448名3,057名17.5%
159(2021.11.21)27,854名22,626名6,932名30.6%
158(2021.6.13)28,572名22,711名5,440名24.0%
157(2021.2.28)45,173名35,898名3,091名8.6%
156(2020.11.15)51,727名39,830名7,255名18.2%
2級受験者データ(統一試験)(出典:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/candidate-data/data_class2)

個人的に解きやすい問題
第2問の株主資本計数変動書 – この問題は一定のルールに基づいて資本の変動を追跡するため、比較的解きやすいと感じる受験者が多いです。定形的なフォーマットに慣れていると、高得点が期待できます。
・第5問のCVP分析 – CVP分析は固定費と変動費を考慮して利益などを分析する問題で、簡単に解ける傾向があります
個人的に解きにくい問題
第4問の前月と当月にまたがる原価計算表 – この問題は時系列にまたがる計算が必要となり、多くの受験者がミスを犯しやすいと感じています。特に、持ち越しの数値を正確に扱う必要があるため、注意が必要です。

模試で実力をチェック(絶対に必要です)

簿記2級の試験に向けて準備を進める中で、模擬試験(模試)は実力を確認し、試験に対する自信をつけるために非常に重要です。特におすすめしたいのは、「TACの合格するための本試験問題集 日商簿記2級」です。この問題集は、実際の試験よりも少し難易度が高めに設定されており、受験者が実力を底上げするのに適しています。

TAC 合格するための本試験問題集 日商簿記2級 

合格するための本試験問題集 日商簿記2級 (出典: https://koukou.tac-school.co.jp/books/nb2q-gokaku/)

TACの問題集には、本番の試験形式を完全に再現した12回分の試験問題が収録されています。さらに、オンラインで解くことができる追加のネット試験が10回分付属しており、合計で22回分の模試を経験することが可能です。これにより、受験者は繰り返し問題を解くことで、試験におけるタイムマネジメントや問題解決のスキルを養うことができます。

本番よりも若干難しいとされる問題を解くことで、実際の試験に対する心構えを強化し、苦手な分野を明確にすることができます。模試を解くことは、知識の定着だけでなく、試験のプレッシャーに慣れるという点でも有益です。特に、複雑な工業簿記や計算問題に対する対応力が自然と身につきます。

CPAラーニングの無料模試

CPAラーニングでは、無料で受けられる3回分の模試も用意されています。これらの模試は、本番の試験とほぼ同じ難易度で設計されているため、自分の現在の実力を正確に把握するのに最適です。TACの問題集が若干難しい問題を提供する一方で、CPAラーニングの模試は合格基準に達しているかどうかを測るためのリアルなフィードバックを提供します。

CPAラーニングの模試を利用することで、本番と同じ環境下での試験感覚を掴むことが可能となり、試験当日に不安を感じることなく、自信を持って試験に臨むことができます。

組み合わせる利点

TACの問題集とCPAラーニングの模試を組み合わせることで、実力向上と本番感覚の獲得の両方をバランス良く実現できます。TACで実力を底上げし、CPAで本番の雰囲気を体験する。この両輪で練習を重ねることで、どのような問題が出ても冷静に対処できる準備が整います。

模試を有効活用することは、ただ単に過去問を解く以上の意味があります。それは、自己の学習の進行具合を確認し、試験に向けての最終的なチェックを行うための重要なステップです。適切な模試を選び、その結果をもとに最後の調整を行うことが、簿記2級の成功への鍵となります。

試験前日には何をするべき?

試験前日は、試験準備の最終段階として非常に重要です。この日に行うべきことを効率的に計画し、試験に最高の状態で臨めるようにするための活動に集中しましょう。

まず、模擬試験を解くことから始めます。この模試は、商業簿記と工業簿記の両方にわたって行い、全範囲に渡る理解度と対応能力を確認することが目的です。模擬試験を解くことで、試験に対する実戦感覚を養うとともに、自分の準備状態を最終確認することができます。

次に、定着が甘いと感じる部分に特に注目して、それらのまとめノートを新たに作成します。これは、重要ポイントを再整理し、理解を深めるのに役立ちます。特に、よく出る仕訳や計算問題について、簡潔にまとめ直し、頭の中で整理を行います。

さらに、仕訳の練習を軽く行うことも非常に有効です。実際の試験で必要となる、速やかで正確な仕訳入力のスキルを、試験前に再確認しておくことが重要です。これは、試験時の緊張を和らげ、スムーズな解答を促すために役立ちます。

試験前日にこれらを行うことで、全範囲にわたる自信を持って試験に臨むことができます。この日は、新たに難しい内容を学ぶのではなく、これまでの学習内容を整理し、確実に理解していることを確かめるための時間とすることが、最も効果的です。

最後に、非常に重要なこととして、しっかりとした睡眠を確保することが挙げられます。夜更かしを避け、早めに就寝することを心がけましょう。

試験当日には何をするべき?

試験当日は計画的に動くことが、冷静に試験に臨むために必要です。以下のステップを踏むことで、万全の状態で試験に挑むことができます。

  1. 試験会場の場所を確認する: 試験会場へのアクセス方法と所要時間を事前に確認し、余裕をもって家を出発することが重要です。場所が不明瞭な場合は、前もって地図をチェックしておきましょう。
  2. コーヒーを飲みすぎない: コーヒーの適度な摂取は集中力を高めますが、飲み過ぎは不安感や手の震えの原因となり得ます。適量を守り、試験のパフォーマンスを最適化しましょう。
  3. 商業簿記と工業簿記の内容を確認する: 試験前には、商業簿記と工業簿記の内容を均等に見直し、理解を確実にすることが大切です。この時点で新しい内容を学ぶよりも、既に学習した知識の確認に注力しましょう。
  4. 仕訳問題を解いて頭をウォーミングアップする: 試験開始前にいくつか仕訳問題を解くことで、脳を試験モードに切り替えます。これは、試験開始直後からスムーズに問題を解けるようにするためのウォーミングアップとして役立ちます。
  5. 電卓を忘れないようにする: 電卓は簿記試験で欠かせない道具です。家を出る前に、電卓を持っていることを再確認しましょう。

これらの準備を行うことで、試験当日は余計なストレスを感じることなく、集中して試験に臨むことができます。計画的かつ冷静に行動し、試験での成功を目指しましょう。

簿記2級を独学100時間で合格できれば1級も簡単に合格できるのか

Yahoo知恵袋で、「簿記2級を独学100時間で合格できれば、簿記1級も簡単に合格できるか」という質問が投稿されましたが、多くの回答者からは「厳しい」という意見が寄せられています。簿記2級と1級では求められる知識の深さや範囲が大きく異なるため、2級に独学で合格できたといっても1級の難易度は桁違いであるというのが一般的な見解です。

この質問に対する回答として厳しい意見が寄せられました。

Screenshot

最後に

日商簿記2級試験に100時間の独学で合格するための戦略をこのブログで共有しましたが、これがすべての読者にとって有益であることを願っています。短期間での合格を目指す際に重要なのは、具体的な計画を立て、その計画に従って効率的に学習を進めることです。

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